感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smileえっちゃん
51
中国の歴史も良いが、中国の昔話も読んでみたく、借りてきた図書館本。 福音館書店創立60周年記念に32点の絵本が復刊された。図書館員が選ぶ12冊の中の1冊 。 母娘2人暮しの娘がりゅうにさらわれた「私を救えるのは弟だけ」との言葉を残して。「弟は居ないのにどうして?」と呟きながらの帰り道、ヤマモモの木に髪が引っ掛かり、見ると赤いヤマモモが1つ実をつけていた。思わず手を伸ばし口にする。日がたち弟が生まれ、その子かりゅうをやっつけ姉を助け出し村に平和が戻りめでたしめでたし。 2023/03/03
かおりんご
49
読み聞かせ(238)中国のお話。りゅうが出てきて戦う話が、ほんと好きだなぁと思いました。今回の主人公ヤンメイズは、金色の笙をふいて、りゅうを翻弄させるのだけれど・・・民話を読むと、「ほんとの話?」と、聞いてくるのも、まだまだ可愛い。2014/12/05
かおりんご
30
読み聞かせ(42)「しょう」が分からなかったので、説明。お母さんがヤンメイズを生むところがビックリだったようです。りゅうが騙そうとしたけれど、最後にやっつけられたのがよかったらしいです。ちょっと長め。中学年ぐらいの方が理解したかな?2016/05/06
さきん
20
姉を誘拐した龍を山ももと母から生まれた弟、ヤンメイズが退治する話。農業の話を度々絡めるところから、天災と関係がありそうである。桃太郎に近いものを感じた。海外の童話と日本の童話の間に思いがけない共通点を見いだすことがある。アフリカから人類が出立した時に、子どもに知恵を盛り込んだ童話を言い聞かせていたのであろうか?2016/12/07
pocco@灯れ松明の火
16
中国昔話:ヤンメイズという弟とシャオホンメイという姉と竜のお話。この弟は真っ赤で愛らしいこと。山村、赤(ヤマモモ)、嵐、龍、笙、蛙、音楽、豊作。中国文化漂い、竜神をイメージさせる話。 2011/12/07