出版社内容情報
北国の冬は、雪がすべてをおおってしまいます。雪と戦う生活、雪を利用する生活、雪を楽しむ生活をパノラマ風に描いたこの絵本は幼い読者を雪国へと導きます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
245
加古里子・作。雪国の雪の日を詩情豊かに描く。みんなの服装や車の様子などからして、時は遡って昭和30年代かと思われる。モデルになっていそうな場所は、「かまくら」から類推すれば横手あたりか。大雪のために、突然に停電になったりと不便ではあるのだが、ここにはやはりそうした不便さを補って余りある、ある種の失われた幸福な思い出が横溢する。絵も基本的にはリアルな描写に徹して、雪の光景を映し出してゆく。お薦め。2025/11/29
やすらぎ
171
冬支度を急ぐ人々。そこにある自然に抗わない暮らし。今宵は吹雪が訪れる。薄化粧が一晩で豪雪の景色に変わる。しんと静まり返り、風の音しか聞こえない真っ暗な夜。少しの不安を囲炉裏の灯りが照らし、寄り添う家族が暖めてくれている。冬でも太陽は昇り、かまくらには子どもたちの笑顔が弾ける。…集落は毎年、雪に埋もれてしまう。この土地を愛し、雪とともに生きてきた人々。響きわたる明るい声。雪解けを待つ忍耐、受容。じっとしているわけにはいかない強さ。懐かしい集落の生活や仲睦まじい家族の姿を描く。加古里子さん、1966年の絵本。2021/12/27
kaizen@名古屋de朝活読書会
96
ゆきがっせん。 らっせるしゃ。 そり。 すきーじょう。 ゆきおろし。 かまくら。 雪の町、山、鉄道。雪のある暮らしが見えてくる。2013/09/26
はる
81
郷愁を誘う素敵な本。少し前の時代の雪国の暮らしぶりを、素朴なタッチで描いています。ちゃんちゃんこを着た子供たち、田畑に積もる雪、かまくらで食べる甘酒やおもち…。私は雪国の出身ではないけれど、なんだか懐かしくて、読んでいて嬉しくなってきます。厳しいけれど、みんなで支え合って生きている雪国の暮らし。これが本当に人間的な生活というものなんでしょうね。2018/06/15
♪みどりpiyopiyo♪
77
おもしろかったー! 日本の雪国の、雪の降り始めから、しっかり積もって、そして吹雪の夜までの、はしゃぐ子供たちと 働く大人たち、雪に埋もれる家々や 凍る発電所、切れる電線、落雪に埋まる鉄道、などなど。■1966年の作品なんだけど、ちゃんちゃんこ に 割烹着、かんじき、囲炉裏、蒸気機関車! 60年代の日本の(雪国の)暮らしってこんなだったのかしら? 思ったより昔話っぽくて カルチャーショック☆ びっくり楽しかったです( ' ᵕ ' )2017/02/16




