内容説明
父と子の優しくも軽妙なやりとりから、底抜けのナンセンスが、しみじみと胸を打つ物語が、そしてファンタジーが、おしげもなく溢れだし、43篇の物語の星雲が渦を巻く。
目次
3びきのカンガルー
ぜんぜん、なににも似ていなかった動物の話
あべこべの話
ありそうもなかった話
リュクサンブール公園のノミ
同じノミの、いたずらと大手柄の話
ぼくの話
一度も、なんにもおこらなかった男の話
かわいそうな小さな船が、沈没した話
いたかもしれないゾウの話
オオヘビとカメ
ふしぎな釣りびと
小さな、とても小さな男の話
木こりと森の話
古い塔の話
ハツカネズミをこわがったネコの話
ネコと小さな女の子と焼肉の話
オウムの王さまの話と、もうひとつの話
パン・デピスの子ブタ
九・九の練習
シャンゼリゼ大通りのクジラ
水を切って進む小さな船
目がよく見えなくなったゾウの話
そのゾウの鼻は、みんなと同じ鼻だった
黒人の王さまと、おつきの医者
ほうきおばさん
大麦あめ
バターさん、マカロニさん
チーズさん
7才から、8才へ
まっすぐ、くずかごへ!
どこかへ飛んでった平手打ちの話
ゆううつ
足と、石ころの話
カタツムリのひっこし
木でできたワニ
うちの子と、よその子
塀の上のメンドリ
故障
年をとった婦人の肖像画
半熟たまご
どうして、学校へ上がるの?
年をとった子ども
じゃあね
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