出版社内容情報
川に橋をかけようとする大工とその川に住む鬼のユーモラスなやりとり、民話の語り口を生かした文章、日本の伝統的な美しい絵、すべてが子どもを満足させます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
291
松居 直・再話、赤羽末吉・絵。元のお話は民話なのだが、どうやら日本のものではなく、ノルウェーに伝わる伝承ほかヨーロッパ起源のもののようだ。「秘された名前を言い当てる」ということで、私が真っ先に思い浮かべるのは、プッチーニの「トゥーランドット」である。これもまた、お話の源流は『千夜一夜物語』あたりに求められている。赤羽末吉の絵はいつもながら素晴らしい。日本民話のスタイルをとっているのだが、鬼はグローバルな個性を持っていそうだ。一方の大工は、常時気難しそうな顔つきであり、そのとっつきにくさがまた愛敬か。2025/11/14
けんとまん1007
103
結果良し。。。なんだろうか?ちょっとズルイなあ~と思ってしまうのは、大人になったからなのかなあ~。小さい子どもたちは、どう思うんだろう?鬼って、悪役っぽいのが多いように思うんだが、鬼はいったい何を象徴しているんだろ。2017/04/09
gtn
82
鬼の名を当てなければ目玉が取られるのに、帰って寝てしまったり、敢えて当てずっぽうな名を言って鬼をすかす大工。その胆力に目を見張る。2020/08/18
はる
72
赤羽末吉さんの絵がとてもいい。迫力があってユーモラス。伝統的な日本画の雰囲気も漂っていて、ぜひ今どきの子供たちにもこの魅力に触れてほしい。このはなしは幼い頃、「まんが日本昔ばなし」で観て強く印象に残っていました。アニメを最初に観たせいか、ストーリーはかなり端折っている感じで、オチが分かりにくいかも。松井直さんの郷愁を誘う語り口は素敵ですが。2022/08/21
itoko♪
68
『こどものとも ものがたりえほん36』まぁ随分とお人好しな おに だこと。約束もしてないのに橋を架けてあげ、名前当てにも猶予?をくれるし。原画展での解説を読んで、鬼の顔の鼻が長く描かれているからお人好しに見える、とあり なるほど~と合点がいきました。最後は鬼が可哀想に思えてくる程でした。2015/10/23
-
- 電子書籍
- 昭和アホ草紙 あかぬけ一番! 5 マー…




