出版社内容情報
川に橋をかけようとする大工とその川に住む鬼のユーモラスなやりとり、民話の語り口を生かした文章、日本の伝統的な美しい絵、すべてが子どもを満足させます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
98
結果良し。。。なんだろうか?ちょっとズルイなあ~と思ってしまうのは、大人になったからなのかなあ~。小さい子どもたちは、どう思うんだろう?鬼って、悪役っぽいのが多いように思うんだが、鬼はいったい何を象徴しているんだろ。2017/04/09
gtn
77
鬼の名を当てなければ目玉が取られるのに、帰って寝てしまったり、敢えて当てずっぽうな名を言って鬼をすかす大工。その胆力に目を見張る。2020/08/18
はる
71
赤羽末吉さんの絵がとてもいい。迫力があってユーモラス。伝統的な日本画の雰囲気も漂っていて、ぜひ今どきの子供たちにもこの魅力に触れてほしい。このはなしは幼い頃、「まんが日本昔ばなし」で観て強く印象に残っていました。アニメを最初に観たせいか、ストーリーはかなり端折っている感じで、オチが分かりにくいかも。松井直さんの郷愁を誘う語り口は素敵ですが。2022/08/21
itoko♪
67
『こどものとも ものがたりえほん36』まぁ随分とお人好しな おに だこと。約束もしてないのに橋を架けてあげ、名前当てにも猶予?をくれるし。原画展での解説を読んで、鬼の顔の鼻が長く描かれているからお人好しに見える、とあり なるほど~と合点がいきました。最後は鬼が可哀想に思えてくる程でした。2015/10/23
yomineko@ヴィタリにゃん
66
流れのとても早い川に橋を架けてほしいと頼まれた大工さん。川を見ていると中から突然鬼が出て来て、橋を架けてやるからお前の目玉寄越せとか無茶を言う!!!でももし鬼の名前を当てる事が出来たら、目玉あげなくて良いらしい。凄い契約!!!さて、大工さんは鬼の名前を当てる事が出来るでしょうか😊2024/01/28