出版社内容情報
アナグマの子どもフランシスは、いろいろ理由をつけていつまでもねむろうとしません。どこの子にも思いあたる話を、ほほえましくとらえて柔らかい鉛筆で描いたかわいらしい絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
153
アナグマの子フランシスはなかなか寝付くことができずに寝室で様々な想像をめぐらせる。ウイリアムズが落ち着いたタッチで描く愛らしい表情や仕草や日常風景はそれだけでも味わい深い。部屋にトラがいるのではないか、ガウンが大男に見える、天井のひび割れが気になる、カーテンの揺れが気になる…寝る前の子どもの不安な心境をとても丁寧に、そして愉快に描いている点が見どころだ。そしてその度に両親に報告に行くのだが、返答が毎度ウィットに富んでいて面白い。ちゃっかり二人で夜のおやつを堪能していたり、遂に怒らせる人間味の按配も程よい。2024/01/10
KAZOO
153
このシリーズは3作読んでいたのですが、読み友さんが感想を書かれているので図書館から借りてきました。むかし天井の木目が何か怖いものに思っていた頃を思い出しました。いまはあんまりこのようなことはないのでしょうが、子供の気持ちというのをよくつかんでいますね。それにしてもこのお父さんはこわそうですね。2016/06/05
やすらぎ
133
おやすみなさい。フランシスは19時には寝床につくけど、まだまだ頭が冴えている。一人でずっと考え事をしてしまう。眠れないよパパ。あれはなに。眠らないよママ。なにかがいるよ。海外では親と一緒に寝る習慣がない所も多いという。風習の違いから少し可哀想な感じもする。こっそりリビングで美味しそうなケーキを食べている両親を見つけてしまった場面になぜかドキドキ、ちょっと冷たいパパのリアクションにハラハラした。不安な気持ちを抱きながら眠ろうとすると、小さなことが気になって余計眠れなくなるね、フランシス。安心感が眠りを誘う。2026/01/17
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
120
ベッドに入ってもなかなか眠くならないアナグマの女の子フランシス。自作の子守唄を歌ったら、怖い事を思いついてしまって両親のもとに言いに行きます。一人の部屋に誰かいるような気がする。壁のひびから何かが入ってきたらどうしよう。カーテンが揺れて怖いこわい……。バイブをくわえたダンディなお父さんは、ついに『伝家の宝刀』の一言を発します……。1966年7月初版の『夜の絵本』の名作。『しろいうさぎとくろいうさぎ』のガース・ウィリアムズさんの単色の絵は魅力的です。2016/04/09
♪みどりpiyopiyo♪
72
表紙のたぬきみたいなこの子は誰でしょう? 眠る気の全く感じられないこの表情がむちゃかわです♡ ■ベッドに入っても全然眠れず、アレコレ気になっては心細くなって両親の元へ行くフランシス かわいい。小さな頃にはこんな事みんなあるよね。■お父さんとフランシスのやりとりがくすっと楽しい♪ 子の気がかりを否定せずに怖くないと気付かせるの、気が利いてるなぁ。■モノトーンの鉛筆画と時折淡い彩色の可愛い絵本。フランシス、たぬきじゃなかった! お父さんの爪と牙にも納得です。暖かくてほのぼのする絵本でした♪(1960年)(→続2018/02/03




