出版社内容情報
かもの一家が、川から公園へ引越しです。かもたちは1列になって町の中を歩き出しました。さあ、たいへん! おまわりさんは自動車をとめて交通整理。パトカーまで出動です。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
189
みんな一列になって、さあ進みましょう。幸せのレールがボストンの街に敷かれていく。線路のようにマラードかもさん一家はどこまでも続いていく、ワクワクドキドキする絵本。おはよう。生まれたよ。みんな無事に育ってね。交通整理に大慌ての警察官、笑顔ほころぶ人々。わたしたちのお気に入りの場所はここです。みなさん、わたしたちに合わせてくださいね。しっかりもののお母さんの声が聞こえてきそう。みんな気になってしまって、やさしく見守っている。温かいな、穏やかだな。子どもたちが安心して遊んで、ゆったり眠りにつけるって幸せですね。2023/11/28
Willie the Wildcat
88
共生、思いやり、家族・・・。鴨の一家を通して、人も、街も、 何やら”成長”していくような印象。喧騒の中の微笑み。何度読んでも、マイケルさんの優しさが心に残る。絵も60年代のアメリカをスケッチ風に描写。お気に入りは、表紙の裏。特に、一人歩きを始めた最後のコガモの表情!自信漲る笑顔!(笑)2013/03/03
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
86
上品なユーモアに彩られたハートフルな絵本。1942年コールデコット受賞作。子育てする場所を探していた鴨のマラード夫妻は、池がある公園で一休み。スワンボートに乗っていた人達から貰ったピーナッツに魅了され腰を落ち着ける事に。ところが公園には危険もいっぱい。卵が孵るまでは近くの川で暮らし、雛が歩けるようになったら公園に引っ越す計画を立てた。やがて8羽の子供が生まれ、夫は住む場所を整えるため、一週間後の再会を約束して公園に向かう。奥さんは子供に歩き方を教え、いよいよ引っ越しの日。鴨の親子の大冒険が始まった……。2016/06/19
yomineko@ヴィタリにゃん
61
読み友様からのご紹介本です📙ボストンが舞台。鴨の夫婦は子育ての場所探しに大わらわ。やっと見つけた場所で8羽誕生🦆ある日、ママがひなたちを連れてお散歩していたら車に轢かれそうになり、お巡りさんが助けてくれ、パトカーまで出動し、街のみんなで「かもさん親子のおとおり」を見守る。日本のカルガモ親子のお散歩を彷彿とさせる😊2023/12/06
gtn
58
自分たちの方が正しいと信じているなら、強気の方がいい。卑屈になる必要はない。2020/07/30