出版社内容情報
「エルマーのぼうけん」の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。一度読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
1 ~ 1件/全1件
- 評価
マージの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
139
「エルマー寂しがらずに頑張ったね!」。そうなんだよね。嵐の中の飛行、不時着(?)、飲み物・食べ物探し、などなど、心細くなるどころか、りゅうを励ます。フルートとの再会もエルマーの優しさが導いたような気がする。それにしてもみかん、好きなんだなぁ。どうしてみかんなんだろう・・・。そして、”棒つきキャンディ”。りゅうの好物が増えて良かった!?(笑)お気に入りは、帰宅してねこに話しかけるところ。本当に夢がありますね。2012/06/24
はる
86
エルマー、みかん食べ過ぎ笑。ああこのワクワク感。読者を期待させるようなアイテムが巧みに配置されていますね。幼い頃夢中になりました。スカンクキャベツにダチョウシダ。そうそう、みかんはエルマーが中身を食べて、りゅうが皮を食べるんだ。懐かしい懐かしい。今作でふたりの友情が深まっていく。エンディングは児童文学のお手本のように幸福感に溢れています。2018/10/29
ゆのん
80
【児童書】【エルマーシリーズ2作目】りゅうを助けたエルマーが家に帰る話。やっぱり読んだ記憶が無かったので今回読めて良かった。それにしても、みかんを無性に食べたくなる。残る1作も近いうちに読みたい。1622019/05/14
nakanaka
78
エルマーシリーズ2作目。無事に動物島から抜け出したエルマーと竜は嵐に見舞われカナリヤばかりが住む島にたどり着きます。1作目に比べると物足りない感じがしましたが、それでも面白いことには変わりありません。昔読んだはずですが、すっかり忘れているので3作目も楽しみです。2019/11/15
ひめありす@灯れ松明の火
76
タクタクさんお勧めのシリーズ、2冊目。りゅうを助けに行った帰り道。ポケットに入っているものはまるで子供なのに、お父さんの誕生日までに帰ろうとか、エルマーが妙に淡々としていて大人びた発想をしている所が面白い。あと、りゅうの扱いが幻の生き物の癖に妙にぞんざいで本当に二人は友達なんだな、と思いました。お気に入りは銀のハーモニカの場面。ドラゴンの登場する曲をリコーダーで練習した記憶がある。もう一つはみかんの件。ずっと計算していたら、最後に辻褄が合って凄い。すっかり記憶が朧になっている3冊目も、読んでみるつもりです2013/11/24