出版社内容情報
黒いぶちのある白いいぬのハリーは、おふろが大きらい。体を洗うブラシをかくして遊びに逃げだします。軽快なタッチの絵と文が、子どもたちにハリーへの共感の声をあげさせます。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
422
子どもたちに人気の絵本。文はジーン・ジオン。マーガレット・ブロイ・グレアムの絵。絵は力強く太い黒の描線が強いインパクトを与える。また、道路工事の場面(男の子たちの大好きな働く車がいる)や、これもみんなが好きなSLも登場する。そして、なによりも楽しいのは、全身を使って遊ぶ「どろんこ」。でも、後半では大人たちへの配慮も忘れない。ラストシーンの「かたいブラシ」とハリーの幸せそうな顔には快哉。2023/07/19
美紀ちゃん
189
司書研修の時に読み聞かせ講座をやった。ボランティアさんや先生に対して、正しい読み方、持ち方、終わり方などを指導できるレベルにという目標で講和。そこでこの本を使用。みかえしが白いので、「何も書いていないけれど、この部分もしっかり見せてね」と伝えるのにとても良い教材。本文が始まる前にハリーを説明できるページ(これは技)があり、文は書いていないが覚えてそこから読み始めると良いというワンランク上の技を伝授。絵もストーリーも良く、優秀な本。2020/12/18
KAZOO
177
この絵本も何度か読んでいます。楽しくなります。というは幼児にあまり汚れるくらい汚くなるとわからなくなっちゃうよという教訓がある気がします(考えすぎでしょうね)。立った三色の色合いで楽しくなる話をこしらえてくれています。2015/12/13
紫綺
148
おいたが過ぎるぞ、ハリー君。家族の大事さ、わかったかな?絵のタッチが素朴でやさしい。2014/01/26
らったった
138
自分だと分かってもらえなかった悲しさはとても大きかったと思います。でも、家族に自分だと分かってもらえた嬉しさは格別だったでしょう(^^)記憶を辿ってみまたしたが、多分読んだことはなかった絵本でした。いつからか、小説のついでに絵本を借りるようになりました。2週間に1回のペースです。このまま続けていきたいです(*^^*)2013/08/19




