感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
139
チムぼうやを温かな目で見守っているボートのおじさん。早く船乗りになりたいのに、その想いはまだ早いんだよと止める両親。そこで諦めるのが現実世界だが、小さなボートで大きな船にたどり着いて、絵本の中では大冒険が始まってしまう。見開きカラーとモノクロの頁が交互に織り交ぜられていて、荒れ狂う海や揺れる思いが描かれ、それぞれの風合いが引き立てられている。海は想像以上に広く深く暗く恐ろしい。船上の生活は不自由な中で人間関係を構築していく大変さも感じる。でもこの世界に憧れていたチムにとっては、すべてが輝いていたのだろう。2026/02/01
ちえ
43
読友さんのレビューで本棚から出してきたこの本は忘れていたけれど以前住んだ町の図書館の除籍本。船が大好きで船乗りになりたい男の子チムのお話。絵がすごくいい。嵐になるときの海の色、嵐の中、特に船室の絵は見ているこちらも船酔いしそうなくらい。船の中のチムの頑張りが素直にいいなあ。2020/11/23
がらくたどん
26
レビューを拝見して書棚から出してきました。あまりの棚奥にしまってあったので半世紀前の本なのに色褪せていない♪嬉しい。冒険に胸いっぱいで世界の祝福を信じているそんな年頃の男の子と、そんな子どもを「仲間」として受け入れる仕方を心得た大人たちの心躍る冒険の物語。そりゃあね、現実は厳しいです。でも甲板掃除が辛くても難破しかけてもココア飲んでぐっすり寝たら元気いっぱいって、良いではありませんか。物語の底力を感じてしまう大好きなシリーズです。チムの姿は『老人と海』のサンチャゴ爺さんに憧れる少年へと重なって見えます。2021/09/29
そら
26
ツッコミどころがいくつかあるけど面白かったです。チムが2度も大人に置き忘れられるってどうなんだか(^^;)。優しかったコックさんたちははたして助かったんだろうか?とか。けっこうとんでもない大冒険でした。高学年の読み聞かせ候補にします(^^)。2018/07/04
Cinejazz
21
〝海岸の家に住む<チム>坊やは、船乗りになるのが夢でしたが、お父さんもお母さんも「まだ小さすぎるよ。もっと大きくなって、大人にならなくちゃダメ」と言われて、悲しくてしかたありませんでした…。ある日、モ―タ-ボ-トを持つおじさんから「沖に停泊している汽船船長とは昔からの友だちで、航海に出る前にお別れの挨拶に行くんだが、乗せてってやろうか?」チムは踊りあがって喜び、汽船に乗船させてもらうと、甲板の奥に隠れてしまい…〟絵本作家<エドワ-ド・アーディゾ-ニ>の「チム・シリ-ズ」開幕編。2026/03/25
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