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内容説明
“青春の重なり”を感じたただ一人の野球人、江夏豊。プロ野球の“夏の季節”、長嶋がいて王がいた。真っ直ぐ一本で立ち向かい、よく三振を奪い、またときに痛打を浴びた。それでも牙を剥いて闘うことを止めなかった。江夏がもっとも江夏らしかった縦縞時代。そして、“その時代”を綴った著者の記念碑的作品『牙』。さらに、照り輝く季節が去ってもなお挑戦し続ける情熱を追った人物短編集『不屈者』を併せて収録。
目次
牙―江夏豊とその時代(反抗;ごつい奴;早春;九月の三日間;兄貴;黄金バッテリー;個人事業主;大阪ブルース;伝説;六球の攻防;化け物;世紀の落球;記憶)
不屈者(幻の史上最速投手;閃光、走る;美の成熟;泥沼に花ありて;登攀)
著者等紹介
後藤正治[ゴトウマサハル]
1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物などの分野で執筆を重ねる。『空白の軌跡』で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2007年より神戸夙川学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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