内容説明
本書は、看護における理論とモデルの歴史的概観をはじめとして、17の有名な看護理論およびモデルを年代順に探究したものです。17人の理論家を横並びに紹介することで、看護には多くの理論が存在することを示し、かつ各々の特徴を明らかにすることによって、それらを相対化できるようにしてあります。
目次
第1章 看護学の理論とモデルの概要
第2章 ナイチンゲールの環境理論
第3章 ペプロウの人間関係モデル
第4章 ヘンダーソンによる看護の定義
第5章 アブデラによる看護上の問題の類型
第6章 オーランドの看護過程理論
第7章 ホールのコア、ケア、キュア・モデル
第8章 ウィーデンバックによる臨床看護の補助技術理論
第9章 レヴィンの保全モデル
第10章 ジョンソンの行動システム・モデル
第11章 ロジャースの統一された人間モデル
第12章 オレムによる看護の一般理論
第13章 キングの目標達成理論
第14章 ニューマンのシステム・モデル
第15章 ロイの適応モデル
第16章 レイニンガーの文化的ケア理論
第17章 ワトソンによるケアリングの哲学科学理論
第18章 パースィのマン・リビング・ヘルス理論