内容説明
心疾患における蘇生法は、うまくやると他の状況における心停止よりも蘇生率が高いことはアメリカでも知られていて、医師が蘇生を開始し除細動するパターンに習熟することが要求されるようになった。本書では、一次救命処理(basic life support)に関して従来教育されていた方法がより実施に役立つように述べられている。
目次
序論 心停止と蘇生の歴史
1 突発心停止を来した患者
2 蘇生の組織
3 成人の一次心肺蘇生法
4 気道管理
5 中心静脈ライン
6 除細動
7 補助的手技
8 緊急心臓ペーシング
9 蘇生に使用する薬剤
10 不整脈
11 酸‐塩基平衡
12 脳蘇生
13 小児の心停止
14 外傷性心停止
15 溺水
16 低体温
17 法律上考慮すべき事柄
18 蘇生後の管理
19 記録