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内容説明
カリフォルニア、ミラマー海軍航空基地―夕闇迫る基地駐車場に女性の悲鳴が響きわたった。現場に急行したタイ・バラード少佐は、暴漢のうちの一人が同僚のレミントン少佐と知り、愕然としながら止めに入った。傷だらけの女性を助け起こした彼は目を疑った。コーリー・ドノバン大尉じゃないか!コーリーは赴任したばかりで、レミントンは彼女の上官にあたる。全身を震わせ、放心状態の彼女に、タイは胸がしめつけられた。この件が表沙汰になったらキャリアが危うくなるとコーリーは言うが、レミントンの行為を見すごすわけにはいかない―。