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内容説明
オナー・ブライトは、スペース・ニードル展望台で娘のノーラを誘拐された。しかし犯人の要求は身代金ではなく、公益ロビイスト派遣協会から、指定した書類を盗んでこいというものだった。しかも書類があるのは、彼女の友人シドニーの兄、ダコタ・ラファティのオフィスだ。娘を返してもらいたい一心で、オナーは意を決してオフィスに忍びこむ。だが、あと一歩のところでダコタに見つかってしまった。犯人の目的は自分を陥れることにあったのではないだろうか?オナーから事情を聞いたダコタはそう考えた。書類が悪用されれば多くの人に迷惑がかかり、彼は社会的地位を失うだろう。ダコタは偽の書類を渡し、犯人を尾行して捕まえようと提案した。オナーは不安にかられたが、断るわけにはいかない。二人は協力して、犯人を追いはじめるのだが…。