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内容説明
8月のあるむし暑い深夜―。クレア・ボーランドはスーパーマーケットでなにかにつまずいて倒れた。それを見た瞬間、クレアは息が止まった。男の死体。しかも爆弾で顔と左手がふきとばされている。しかし服装や体の特徴には見覚えがあった。その日の午後、クレアの診察を受けたリチャード・クエイドに間違いない。カウンセラーという職業柄、人の特徴を記憶するのには自信がある。通報でかけつけた郡保安官事務所のワイアット・ロックハートに、クレアは被害者の名前を告げる。しかし、ワイアットがクエイドの家を訪ねると、リチャード・クエイドは何事もなかったように暮らしていた。なぜ死体を見て自分の患者だと思ってしまったのだろう?クレアの疑問は深まるばかりだった。彼女は自分の目で確かめようと、クエイドに直接会いに行ったのだが…。