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内容説明
クリスチャンはネバダ砂漠にある宇宙遊園地『ノースター』の管理担当者。ある夜、彼女は保安主任サイモンが何者かに殺害された現場に行きあわせた。「トリーに伝えてくれ。共通の場所、アイボを忘れるな!」サイモンは、クリスチャンに謎のような言葉を残す。ところが、助けを呼びに行って戻ってみると、死体は跡形もなく消えていて、誰もクリスチャンの話にとりあおうとはしなかった。が、サイモンが言葉を残した相手、ノースターの共同経営者の1人トリーだけは信じてくれた。トリーこそ、彼女が11年前恋に落ち、別れた後も忘れられずにいた男性だった。1年前、仕事で再会したものの、互いに距離を縮められないでいたのだ…。サイモンは何を伝えようとしたのだろうか?調べ始めた2人は凶悪な企みに見舞われる―宇宙人を装った襲撃、自動車事故、そしてプログラマーの殺害事件。神話と空想と科学にはぐくまれた、夢の遊園地であるべきノースターに、不穏な空気が漂い、2人はさらなる窮地に追い込まれていく―。