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内容説明
青白いガラガラヘビにちなんで名づけられた無法の町サイドワインダー。13年前この地で、リビー・テートは父親を殺害された。そしてひと月前には、警察官となった弟までも命を奪われた。父と弟を殺した犯人を、なんとしてでも捜し出さなくては。手掛かりは、弟が死の間際に地面に書いたSの文字ひとつ。自らもサンタフェ警察の刑事である彼女は、報道写真家と身分を偽り、客としてヴェラスケス牧場に滞在する。事件の糸口が、牧場のあと継ぎレイス・クールターだったからだ。父の死体はレイスのベッドで発見され、その晩レイスは牧場から姿を消した。彼はしばらく前に戻ってきたが、10年以上にわたる不在はなにを物語るのか?レイスの黒く鋭い瞳は、リビーのどんな心の動きも見逃しそうにない。厳しい顔つきそのままに、手ごわい相手だ。小型の拳銃をヴェストにしのばせ、リビーの捨て身の捜査が始まった。