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内容説明
デンバーで小学校教師をしているローラ・ペンは、二年前に離婚したデイヴからアリバイの偽証をたのまれる。彼は、婚約者ルビー・オールター殺害の被疑者だった。心の決まらぬまま帰宅したローラは、事情聴取に来た担当刑事マックス・エリオットに、デイヴの偽のアリバイを証言してしまう。一方、ローラの身の回りでは、奇妙なできごとが起こりはじめた。何者かが彼女の家に入り込み、わけのわからぬ“贈り物”を次々と置いていくのだ。青菊の鉢、ライオンのブックエンド、紙細工の王冠…。そして、第二の殺人の現場からは、ローラの家に置かれていたのと同じライオンのブックエンドの片方が見つかる。マックの勘は警告していた。“贈り物”は侵入者からのメッセージであり、この不可思議なパズルを解読しなければ、ローラの身が危いと―。やがてマックスの目と鼻の先で、第四の“贈り物”が届けられる…。