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内容説明
ジェーンは惨めな結婚生活に終止符を打ち母校で声楽を教えることになった。その日、十年前に同じキャンパスでひと夏を過ごし不器用なキスをしたまま去っていった“少年”と再会。彼、ステファンは作曲家として成功し、初のオペラ“ケイトリン”を学生たちと公演するためにハリウッドからやって来たのだ。ところが肝心の主役―ケイトリンの人選で難航…。広い声域と高度の表現力が要求されるからだ。ジェーンはオーディションを受けることにする。だがその美しいソプラノのアリアが、暁の光の中でジェーンへの思いに苦しみながら創られたステファンの恋歌であることに、彼女は気づいていない。