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内容説明
シエラ・ネバダ山脈の麓の小さな町で夫亡きあと、年老いた舅と幼い息子を抱え牧場の切りもりをしてきたケイト…。女手ひとつの苦境につけ込むかのように町の有力者であるウオーカー親子が嫌がらせをしてくる。特に息子のT・Jはしつこかった。思い余ったケイトは、ある日町の留置場からマットという男を引き取り、働いてもらうことにした。彼はプロのギャンブラーで、勝負に勝った帰りに酔っぱらいと間違えられ、一晩拘留されていたのだ。だが、ケイトは見抜いていた。流れ者の仮面の下に誠実で生一本な西部の男の魂が息づいていることを。案の定マットは、彼女を守るために思い切った勝負に出た。