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内容説明
物心がついて以来、ケイトは悪夢に悩まされてきた。円満な家庭で何不自由なく育った、正直で優しく、陽気で勇敢なケイトにとって、そのしつこい夢の正体は全く不可解なものだった。そんなケイトが、ある日軽い気持で出かけたクリニックの献血室で隣り合わせた男に一目惚れし、心臓が宙返りをしてしまう。“笑顔がとてもすてき。なんて感じのいいひとかしら”この日の偶然の出合いは、ケイトが密かに思い描いていた“未来”を暗示しているかのように思われた。すっかり心を奪われた彼女は大胆に男にアプローチする。しかし…その男が思いもよらぬ苛酷な運命を背負わされていることを、そして善意の献血が悲しむべき夢の真相を明かすことになるのを、その時のケイトはまだ知らなかったのだ。
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