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内容説明
刑事としてさまざまな事件に接しているジョンは、二歳の息子マイケルを置いて妻が出ていってしまって以来、ストレスのたまる仕事と育児に神経をすり減らしていた。ベビーシッターにも去られて困り果て、彼はモリーの経営する保育園にマイケルを預けたいと頼んだ。保育園は定員いっぱいで順番待ちの状態にもかかわらず、モリーは特別にマイケルの入園を許可してしまう。“どうして彼を特別扱いしてしまったのかしら?”ジョンの射抜くような黒い瞳が有無を言わせなかったから。わたしを必要としている―と直感でわかったから。案の定、マイケルは母親を求めて傷ついた心をかかえていた。ジョンもまた、モリーに不思議な安らぎを感じるが、子供のようには素直にいかず…。