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内容説明
アダムは上背があり、スポーツ選手のような体つきをしていた。一言で言ってハンサム。この人が本当に夫なら、わたしもなかなかやるものた。でも、気を許すつもりはない。わたしには記憶がなく、頼れるのは直感だけ。その直感が今はだれも信用してはいけないとささやく。「やあ、マディ。どうしてこんなことになったんだい?」わたしはアダムに警察から聞いたとおり話した。チャールストン空港でひき殺されそうになり、撃たれた、と。今度は彼がわたしの質問に答える番だ。わたしは何者なのだろう?名前も住所も覚えていないなんて。アダムは痛ましそうに言った。「ブライズ・ベイ・リゾートに予約をとってあったんだ。ぼくたちの結婚記念日を祝うのにうってつけだと思って」超豪華リゾートには、恋も暗殺もあった。