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内容説明
「愛しているから、きみを置いて町を去ったんだ」7年ぶりに再会してそう説明するジャドソンを見つめながらキャサリンは“そんなこと信じないわ”と心のなかでつぶやいた。彼が去ったのは、キャサリンの18歳の誕生日だった。その日から何年も、彼の手のぬくもりと熱い思いに悩まされてきた。つらい思い出がどっと押し寄せてくる。だが当時は風来坊だった石油会社社長は、自信たっぷりにこう言うのだ。「きみはいまでも、ぼくを愛しているよ」やっと苦しみから抜け出して立ち直りかけたというのに!キャサリンは思わず叫んだ―。「ここから出ていって。わたしの人生から出ていって」「出ていこう。だが、きみの人生からは出ていかない」確信にみちた彼の言葉をキャサリンはそっと胸に抱きしめた…。
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