- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
オンタリオ湖の波間から古びた帆船に乗ってバイキングのように現れたバースは貧しくて孤独な少年ミエルが全身で愛したのに、彼女の愛にこたえず水平線のかなたに去っていった。あれは遠い昔のこと…。きびしいファッション業界でりっぱに成功したミエルに運命の女神はそのバースと再会させた。彼女の胸に七年前の情熱がよみがえる。だが一方で、失うものが多すぎたと叫ぶ声がする。バースが約束してくれるのはかぎりなく広い大海原と自然への愛だけなのだから。仕事か愛か、ふたつの選択をまえにしてミエルの心ははげしく揺れる…。