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内容説明
四十年前カルロ・マウロは、イタリア人マフィア、ヴィニに窮地を救われた。そのとき、受けた恩は必ず返すと約束をした。いつの日か、どんな形でかはわからないが、命よりも重い約束だった。長い歳月が流れ、そんな記憶も薄れたある日、幸せな生活を送るカルロのもとに、ヴィニの使者がやってきた。「借りを返すんだ。おまえの娘をヴィニの甥と結婚させろ」まるで悪魔の使者だった。なぜ娘を巻き添えに!カルロは必死で抵抗するが、マフィアの前に逃れる道はなかった。苦渋の選択を強いられた父が心臓発作を起こしたことで娘のフェリシアは決心をする。ヴィニの甥のニックがわたしを気に入らなければ、きっと結婚しなくてすむわ。ニックは意外にも魅力的で優しそうな人物だった。しかし、彼の悟りきったまなざしを見たとき、フェリシアは自分の考えが甘かったことを思い知らされたのだった。
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