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内容説明
エリカ・S・オリアリーは、祖母が危篤という知らせを受けてボルティモアへ向かう夜汽車に飛び乗った。どうやら間際にキャンセルがあったらしく、寝台車の予約が取れた。悲しみと不安の入りまじった気持ちで眠りについた彼女は突然、一人の男にたたき起こされる。男は、この個室は自分のものだと主張して切符を示した。切符の名前はエリック・S・オリアリー―わたしとほとんど同姓同名だわ!きっとそのせいで発券ミスが起きたのだろうが、エリカはどうしても寝る場所を確保したかった。「わたしはもうベッドに入っているのだから…」「それじゃ、どうぞお好きに」彼は出ていってくれるらしい。だが、エリカがほっとしたのもつかの間、彼はさっさと服を脱ぎ始めてしまった。