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内容説明
90年代に生まれ変わったジェームズ・ディーン、ミッチ・マーロー。不良っぽい態度とカリスマ的なほほえみ―まさにスクリーンの恋人だ。だが、彼を抱える〈ケタリッジ・タレント事務所〉にとって、最近の彼は頭痛の種以外の何物でもない。そう、8カ月前、彼の双子の兄が事故死してしまって以来…。ミッチの数々の無謀きわまる振舞いは、ゴシップ新聞を賑わすだけでなく、けがをするなり命を落とすなりして、目下撮影中の映画をお蔵入りにする可能性があると、関係者を危惧させた。そこで彼の“ベビー・シッター”を任じられたのが、モリーだった。グラマラスな赤毛だが、クールで野心家、そして知性派好み。彼女ならミッチの魅力にも惑わされず、責務を果たしてくれるはずだ。昇進のチャンスを前に、冷静を装いつつも、モリーは内心動揺した。どうしよう。ほんとは私、ミッチ・マーローの熱烈なファンなのよ。