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内容説明
兄の死で、父の会社を継いだマーニィは、順調に業績を伸ばし、キャリアウーマン向けの雑誌創刊を準備していた。ところが、その編集会議の席上でスタッフ一同は、カバーモデルとして社長みずから登場すべきだと、強く主張する。しぶしぶ承諾した彼女は、撮影当日、大変なショックを受けた。なんとカメラマンは、マーニィが17歳のときに熱愛した相手であり、死んだ兄の親友でもあったウェブだった。しかも、兄は彼の運転するオートバイに同乗して、事故死していた。私情を押し殺してカメラの前に立つマーニィ。しかし、愛憎を隠しきれぬ彼女には、モデルは無理だった。