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内容説明
アメリカの北部には昔からビッグフットと呼ばれる謎の生き物についてのさまざまな言い伝えがある。最近、そのビッグフットに会い、花までもらったという少女が現れた。人類学者アン・スプリンガーはテレビでそのニュースを見て、ただちにワシントン州シューラへと向かった。テレビのインタビューに答えていた少女はとても、嘘をつくような子とは思えなかった。アンの専門は霊長類で、人類を深く知るために類人猿の生態について研究している。もしも、ビッグフットがほんとうに存在するなら、正しい科学的な調査が、どうしても必要だ。自分が、それをしなければ…。一方、ビッグフットがいないことを証明した者に大金を出すというラジオ局の呼びかけに応じて、同じころ、一人の男がシューラの町に向かっていた。