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内容説明
建築エンジニアのエレーナ・マシューズは、ダラスの建築設計事務所で、毎日寝る間も惜んで働いていた。とりわけきついプロジェクトを完成させた夜、婚約者と出かけたパーティの席で、彼女は突然昏倒してしまう。脳卒中だった。長い間のむちゃな仕事ぶりが災いしたのだ。エレーナは普通に話すことも、歩くこともできなくなっていた。婚約者は去り、仕事のほうも休職を余儀なくされた。そんなエレーナを温かく迎えてくれたのは、オクラホマ州の小さな町に住むライラ叔母だった。叔母のもとで必死の努力を続けた結果、四ヵ月後には、戸外に出られるほどになった。だが、初めて町に出た日、ふとしたはずみで転んでしまう。その時、一人の男が手をさしのべ優しく抱き起こしてくれた。白馬に乗った王子様なんて、本当にいるのだろうか?