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内容説明
ぶどう園のある町アーカンソー州アルタスに、ヒラリー・マイロルズが初めて来たのは、4年前の夏の日。当時歌手だった彼女は、利己的で残酷な夫から逃れて、名前と経歴を偽ってアルタスに身を隠し、そこで知り合った、男性的で思いやりに満たちぶどう園主、アントン・ローフラーと激しい恋に落ちた。だがヒラリーの偽りが露顕したとき、二人の恋は終わった。4年後、運命のいたずらか、ヒラリーの義弟とアントンの妹が愛し合うようになった。若い二人の結婚に反対するアントンを説得するため、ヒラリーは、二度と訪れることはないと思っていたアルタスに向かう。暑い夏の日ざし、豊かに実るぶどうの木々、立ち並ぶ醸造所。―すべて、4年前と同じだった。