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内容説明
心から敬愛する教授の突然の死に遭い、穏やかな学究の日々を送ったボストンの地を離れて故郷テキサス州へ向かったレイシー・スチュワートは、飛行機で隣り合わせた男性に、ひどく神経をいら立たせられた。何かのモデルのようにハンサムなその男性は、レイシーを挑発し、からかい、どこまでも腹を立てさせた。ことさら自分にとじこもりたかったレイシーは、オースティン空港に着き、獣医と名乗ったその男と離れられた時、心からほっとした。だが、それは、何かの終わりではなく、始まりだった。何か―決して愛ではない、とレイシーは思う。愛とは、レイシーがボストンで、リチャード・エヴァンス教授に抱いていたような、静かで、美しく、和やかな気持ちのはずだ

              
              
              
              

