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内容説明
「人生って、どうしてこうも不公平なのかしら」職を失ったうえ、姉の娘ヘザーが重し病気にかかってしまいカプリースはすっかりしょげかえっていた。ヘザーは、肝臓移植手術を受けなければ命が助からない。だが、その費用は二十万ドルもかかるという。「いったい、どうやってそんな大金を作れっていうの!」半狂乱になって叫ぶ姉をなだめているうちに、カプリースの心のなかに、突拍子もない考えが浮かんだ。ヒューストン一の大金持ち、ルーク・バニングと結婚すれば―。カプリースは単身上流階級の世界へ飛びこんでいった。だがルークその人は、金持ちの気どった人々とはまるで違い、繊細な心を持つ、とても魅力的な男性だった。カプリースは、予想外の恋に身を焦がすことになった…。