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内容説明
女流作家ケルシー・マッケンナは、孤独を愛する風変わりな人間として知られている。最新作がベストセラーになり、いくら映画化の話が持ち上がっても、マスコミに騒がれるのはいやで絶対に応じようとしない。しかし、トーマス・サリバンはあきらめなかった。彼の本業は俳優だが、映画作りに情報を燃やし、長い間映画化できる小説を探し求めた末、やっと意中の作品を見つけたのだ。それがケルシーの最新作『第二の季節』だった。いくら代理人を通じて説得に努めても、かたくなに拒み続けるケルシーに、トーマスはしびれを切らし、彼女と直接交渉しようと決心する。だが、ケルシーには、小説の作者として、どうしても世間に公表されたくない過去があった…。