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内容説明
コロラドの丘に降る激しい雨が視界をさえぎる。野生馬管理担当官のジェシーは牧場へと車を走らせていた。彼女にははじめての視察だ。これから会いに行くトリプルK牧場のオーナー、レイフ・キンケイドは野生馬を撃ち殺していると噂される人物。いったいどんな人なのかしら。どうしようもない頑固者、それとも血も涙もない非情な人間…。ハンドルを握る手に力をこめ、アクセルを踏みこむ。牧場が見えてきた。もうすぐ目的地だ。そのとき、馬に乗った男と牛の群れが、視界に飛びこんできた。とっさにハンドルを切ったが、車は林のなかにつっこみ、ジェシーは意識を失ってしまう。割れるような頭痛で目を覚ました彼女の前には、さっきの男が立っていた。野生的な顔だち、ダーク・ブルーの瞳。それが、レイフ・キンケイドだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
リンゼイさんには珍しく、軍とは全く無縁のストーリー。アメリカならではの野生馬を監視する国の組織から、ヒロインが野生馬を射殺している疑いがあるという牧場に派遣されると頃から始まります。ヒロインは不妊が理由で離婚歴があり、ヒーローは出張中に牧場が不吹きで孤立し、妻が一人で陣痛を迎えてしまい、帰った時には二人共亡くなっていた過去を持つ。二人は付き合いだすもヒーローが結婚を望まないと知り、別れを決めた。直後に仕事で関わってきた牧場主から遺産として牧場を譲られることになり、妊娠も判明する。そして歴史は繰り返される?2019/12/02
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