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内容説明
その男性を見た瞬間、ダリア・キンケイドはある予感がした。ジム・トレイメインは美しい鷲のようだ。男性的で自信に満ち、そして危険な香りがする。内務省からやってきたという彼は、猛禽類の卵やひなを狙う密猟者たちを捕まえるために、鳥類学者のダリアに協力を要請してきた。話によれば密猟グループのリーダーはダリアの離婚した夫ジャック・ゴードンで、キンケイド家が所有するドリプルK牧場に目をつけているという。ダリアは夫とのつらい結婚生活を思い出した。鳥に関する彼女の知識だけが目的で、乱暴でお金にしか興味のなかった夫。ジムに協力すれば、ジャックと再会することになる。ダリアは迷った…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
リンゼイさんのヒロインとしては女々しい感じで珍しかった。十代で結婚し夫に利用され、犯罪まがいのことに協力していたのに、自分がマラリアで死にかけても離れようとしないって、ある種のMなのか。離れてみれば、客観的になり、離婚もして自分を取り戻そうとしているけれど、結婚する時でさえ周り中が反対していたことや、結婚生活の過程を読んでも、夫が悪い方に進むのを阻止するでもなく、ヒロインにも非があると思った。暴力を受けたのも最後だけみたいだし金儲けを手伝ってた自覚がある時点で完全に被害者ぶってるヒロインが腑に落ちなかった2018/01/29
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