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内容説明
車から降りてきた男を見てレイシーははっっとした。さっき彼女のパンクしたタイヤを取り替えたお礼にと言っていきなり唇を求めてきた男だ。彼は改めて建築家のデイビッドと名乗り、パーティに誘ってきた。探偵の彼女はここジュピター島の連続盗難事件を調査中で島の人間が集まる場に出られるのは願ってもいないチャンスだ。それに、レイシーは強引で自信たっぷりの彼にも興味があった。だが彼女が探偵であることがばれ、けんかになってしまう。「要するに、きみはぼくを利用したんだな」「身分を隠していたのは悪かったけど、仕事だからしかたがないわ」「じゃあ、ぼくは捜査に協力すればいいんだな。どうすればいい?」「恋人同士のふりをしてほしいの。そのほうが動きやすいし」こうして、ふたりは一緒に犯人捜しに乗り出すことになった。