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内容説明
カーラがもと詐欺師の祖父に驚かされたのはこれで二度目だ。最初は二年前に祖父だと名乗って自分の前に現れたとき。そしてこんどは大金持ちの未亡人と駈け落ちしたというのだから。おかげでカーラは相手の未亡人の孫クレイと出会えたのだが、なにしろ祖父はかつて“いただきのフレディ”とあだ名された男。「祖母を誘惑してひと儲けたくらんでいる」とクレイが疑うのもむりはない、とカーラは思った。そんなことは絶対にさせてはいけない。カーラとクレイは両家を代表して祖父母のあとを追った。だがチャーターした飛行機が途中で故障してカーラたちは山中の一軒屋に閉じこめられてしまう。ところが、不思議なことにそこには祖父の手紙が残されていた―まるがカーラたちが来るのを予期していたかのように。
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