- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
ハンドバッグのなかを探りながら、証書の鑑定士のジェンは、青くなった。〈自由の女神〉と呼ばれるあの高価な切手がないのだ。“グリフはやはり敵のまわし者だったのかしら?”大型バイクでずっと彼女の後についてきた男―グリフ・その男っぽさとやさしさに、ついジェンは、彼を愛してしまった。“もしかしたら彼はわたしが寝ている隙にこっそり抜きとり、仲間に渡したのでは?”ドアをノックする音がした。グリフがなにげなさそうな声で言う。「開けてくれ」ジェンはおもわず、ピストルをかまえた…。