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内容説明
「フリント・コットレルです」とつぜん見知らぬ男がそう名乗って訪ねてきた。図書館に勤めるラニが、休暇をとって山あいの空き家でのんびり過ごしているところだった。空き家の持ち主に頼まれて、庭の手入れをしに来たのだという。妖しく光る緑色の目をした彼は、ラニが指にはめている指輪に興味を示し、彼女にその指輪にまつわる話をしようとした。そのうえ、亡くなったそのおじから、彼女が指輪を相続したこともうすうす勘づいているようだ。“彼はなぜこれ程まで指輪に執着するのだろう?”ラニは彼のことが気がかりになってきた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
6
金色装丁の本。ヒロインは天才細工師のおじが残した数々の模造品を引き継いでいる。ヒーローは便利屋的な庭師としてやって来るが、ヒロインがつけているエメラルドの指輪の伝説について記事を書きたいと近づいてくる。ヒロインはガラス石の模造品だと言うが、ある時、散歩に出かけたヒロインが何者かに銃で撃たれかけ…。ヒロインの30歳という年齢的にも、石橋を叩いて渡る性格的にも、普通に定職に就かない根無し草ヒーロー(40歳)に情事を誘われても困るわな。けれどそこはハーレクイン。なかなか面白かった。2019/06/26
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