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内容説明
キャリアウーマンとして大企業で働いていたエリーだが、生きがいを求めて退職し、田舎に自然食品の店を開いた。仕事は順調にいっていたが、悩みの種は恋人のジェスだった。新しく田舎で事業を始めようとしているジェスは、エリーに結婚を申し込みつづけていた。それなのに一度も彼女を抱こうとしないジェスに、エリーはほんとうに自分が愛されているのかわからなくなっていた。ある晩、エリーは思いきってジェスの本心を探ろうと彼を誘った。しかし皮肉にも、彼が前妻の亡霊を見たために、ふたりのあいだに亀裂が生じてしまう。いったい、ジェスと前妻のあいだになにがあったのだろうか?エリーは、以前にも増して彼の愛情に疑いを持ち、結婚へのためらいを強めていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
13
ヒロインはヒーローからプロポーズされるが情熱に欠ける関係に疑問を抱くヒロインは考える時間が欲しいと頼む。1週間後、ヒーローの情熱を感じたその時、ヒーローが女の名前を叫びながら外へ飛び出していってしまう。問いただすと亡き前妻に似た人が立っていたと…。自分の時間割通りに事を進めるたがるヒーローの言動はヒロインを軽く見ていて好きになれない。ヒロインもセックスであっさり誤魔化されるし、ヒーローもそれをわかって利用している。面白くなりそうでなりきれなかったサスペンスもあり、なんだかなーの塊のような作品だった。2020/05/22