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内容説明
映画のロケ地のフィリピンでふたりは出会った。「きみはトラブルメーカーだという噂だがね」とプロデューサーのマットはいった。「それはトラブルメーカーの定義によりますわ」チナはそっけなく応じた。チナは、女性スタントマンやはりスタントマンだった彼女の夫は、プロダクションの安全管理の軽視のため、撮影中に事故死した。その最後の作品のプロデューサーがマットだったとは、なんという皮肉なめぐりあわせだろう。目と目で火花を散らしあうふたりは、いつともなく目と目でたがいに求めあう。―これはマットがわたしをおとなしくさせておく作戦なのだ…と、チナは心にいい聞かせてみるが効果はない。いよいよチナが危険なスタントをやる日、マットの目はなぜか曇っていた…。
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