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内容説明
恋人に裏切られ、苦悩に満ちた日々を送っていたベスは、プレスコット製薬の設立者ダニエルに救われ、彼と結婚した。夫の死後、急速に傾いたプレスコット製薬を維持するために、ベスはブルースター製薬との合併を進めなければならなくなる。だが交渉の場に現れたのは、二度と出会いたくない男だった。ジェイク・フォレスト。ベスの胸に永遠に刻みこまれた名前。彼に裏切られたと知ったあの朝の記憶が、今あざやかによみがえってくる。10年ぶりの再会に、ベスはよそよそしくあいさつし、ジェイクも冷ややかに、激しい怒りをこめた目を彼女に向ける。かつて愛しあった恋人たちは、憎悪をむきだしにして見つめあった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
26
もはや恒例の再読。最初から最後まで飽きないで読み通して満足。2018/05/22
糸車
15
ヒーローは悪女の策略にまんまとひっかかり婚約者のヒロインを裏切る形で妊娠、結婚、離婚とフルコースを経験。ヒロインは傷心を癒してくれた男性から心から愛されて結婚しその後死別。10年後再会し真実を初めて知ったヒーローは嫉妬と独占欲に苛まれ思慮に欠ける行動をとったことを恥じ、償いと再び彼女を手に入れることを誓うのですがヒロインの心の傷は深く、簡単にはいかない。ヒーローの恩人のサム、ヒロインの義兄夫妻がいいのです。我慢強く話を聞き出し頑なになりすぎる二人を諌め、前向きなアドバイスをくれる。切なくて何度目かの再読。2014/10/26