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内容説明
「ミランダ!待てよ、ミランダ!」と見知らぬ男に呼び止められ、ロンドンの雑踏の中で、いきなり腕をつかまれたクレオ。それが、彼女の人生を変える事件の始まりだった。数時間後、おわびのしるしにバラの花束をかかえて、クレオの事務所に現れた男は、広告会社に勤めるケントと名乗り、つい最近失踪したモデル、ミランダとクレオがうりふたつなので、まちがえてしまった、と弁解する。初めは信じられなかったクレオも、ミランダの写真を見て驚いた。気味が悪いほど似ているのだ。そしてケントは、ミランダが現れるまで彼女の代役をしてほしい、とクレオに頼む。気乗りがしなかったものの、彼の熱心な説得と高い報酬に負けて、クレオはとうとう代役を引き受けることにした。