内容説明
ポーラ・サンフォードの夫が死んだ。若くして未亡人となった彼女を慰めてくれたのは夫の弟マイルズだった。夫より十五歳も年下だったが仲のよい兄弟だった。マイルズはテレビのレポーター。仕事はほとんど海外出張。いつも、女友達と面倒を起こし、ポーラの留守宅に逃げこむのだった。ある日、客がいるのを知らず彼は寝室から出てきた。客は高校教師をしているポーラの生徒の父兄だった。客はあわてて帰り、ポーラは激怒した。しかし、怒りの感情の中に、裸のマイルズに対する強い感情が含まれていることにポーラは気がついていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romaco
0
★★★ 年の離れた夫を亡くした高校教師ヒロインとその夫の弟でジャーナリストヒーロー 自分が困った時だけヒロインを当てにするチャラチャラヒーローかと思いきや、意外とそうでもなかった ヒロインの自分探し的な面も含めて、ロマンス本というよりは文芸書っぽい感じが漂っていた 翻訳のせいかもしれないけど2012/08/21
