内容説明
私の名前はキャロライン・トラバーズ。でも、身もとを証明するものは何もない。バツグの中の免許証にも、クレジットカードにも“ガブリエル・カルティエ”と記されている。すべて、私の人の好さが引き起こしたこと。恋人に振られて傷心をいやすために訪れたホテルで自分と瓜二つのガブリエルと知り合い何者かに追われている彼女を無事逃がすためにおとりになって町へ出たところを、黒髪の男にとらえられてしまった。彼は私をガブリエルと信じ、違うと訴えても受けつけてくれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
96年出版。才能あるスキー選手として明け暮れた青春を送ったせいか、かなり無邪気で人を疑わない女性が主人公です。うっかり自分に似た女性を信じたせいで監禁されるというありえないような設定ですし、ストックホルム症候群じゃないのか?と心配したくなるような内容なんですが、あまりにも彼女が無邪気なのでつい…。自分の娘がこんな目にあったら、絶対にこの男はお断りですがね。2020/04/07
糸車
20
休暇先で自分にそっくりな女性に助けを求められ、服を取り替え追跡者と対峙した書店経営者のヒロイン。投獄された弟の無実を証明する為、彼女に自白書を書かせようとするヒーローに拉致監禁され、気づけばパスポートも免許証も盗まれていて自分が別人だと証明出来ない。向こう見ずで負け嫌いで純粋なヒロインに惹かれ、弟を陥れた悪女と本当に別人なのか苦悩するヒーローと元警察犬とヒロインとの人里離れた一軒家での生活。コミックを先に読んでいたけど緊迫感があってすごく面白かった。2019/11/29




