内容説明
ガートルードの八十歳の誕生パーティに招かれたアイビーがなつかしい屋敷の前で思い出にふけっていると、いきなり肩をつかむ男がいた。乱暴なふるまいに彼女は憤慨したが、それはガートルードの甥、ケインだった。彼は管理人の娘だったアイビーが美しく成長した姿を見て当惑する。その日、二通目の脅迫状が届き、ガートルードがショックで倒れる事件が起きた。“あなたの秘密を知っている。ばらされたくなかったら金を用意しろ”脅迫者はパーティの出席者にちがいない。ケインとアイビーは、さっそく犯人捜しに乗りだしたが…。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
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ミステリーの分類になるんだろうけど、どれもこれも中途半端だし、登場人物の誰にも魅力が感じられず最後まで飛ばし読みで終わった。ヒーローは疑い深いだけで当てにならないし、ヒロインもバイクを乗り回す画家という奇抜な設定にしてはパッとしない。ヒーローの従兄も金の無心ばかりしているボンボンで、脅迫されている伯母の秘密もそれだけ⁇って感じで、何で大金を要求されたのか意味が分からない。最後は身近なところでこじんまりとメデタシで、書こうと思ったのか不思議なほどだった。良く採用されたなぁっていうのが率直な感想。2021/04/25