ハーレクイン文庫<br> エマの面影

ハーレクイン文庫
エマの面影

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 186p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784833562058
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

恋人と別れ、勤めも辞めたジェシカは、傷心をかかえて旅に出た。行き先は亡き祖母エマの育った館があるデールズ地方だ。祖母は、十八歳のとき運転手の息子と恋に落ち、この館から出奔した。愛とは肉親をすてても悔いないほど大切なものなのだろうか…。祖母エマの面影に導かれるようにしてこの地へ来たジェシカだが、会ったこともない親戚を突然訪ねるのはためらわれた。それで観光客を装って館を訪れたジェシカは、館の者だという若者に案内され、そこで働いてみないかと誘われる。ジェシカは運命的なものを感じながら、血縁の真相を伏せたまま、申し出を受けた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

23
再読。でもびっくりするほど内容を覚えていない。わたなべまさこさんのコミックのイメージだけはしっかり刷り込まれている…。白黒の洋画みたいな。影響を受けないですむほど時間をおいて読み返したら、イメージが随分違う。若くして父を亡くし一足飛びに大人にならなければいけなかったヒーロー。ヒロイン目線で書かれているから1回目は気づかない部分も2回目は色々分かるので、母親がヒロインを気に入っているのをいいことに随分荒っぽく罠に追い込む様を楽しむ余裕が(笑)。ドナドナ本候補収納袋から探し出した甲斐はあった。2017/10/17

糸車

6
祖母の生まれ育った館に勤めることになったヒロイン。ヒーロー弟、初対面の女性をあっさり仕事に誘うなんて軽率すぎる。引き受けるヒロインもそうだけど。でも母も祖母も亡くした彼女が近しい身内が住む土地に居たい気持ちは分からなくはない。ヒーロー母、妹は優しいし、ヒーローも割と傲慢度が低い?紳士だし。わたなべまさこさんのコミックは独特の雰囲気。モノクロのサスペンス映画でも始まるのかと思っちゃった。そうとは知らず小説を読み終えてから初めてあ、あれだったのかとびっくりするほどイメージが違った。古い作品ですが割とよかった。2014/07/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/121417
  • ご注意事項

最近チェックした商品