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内容説明
離婚した妻を交通事故で突然亡くして以来、ひと言も声を発しなくなった娘アマンダ。いとしいわが子を、もとに戻してやりたい一心で、タイラー・バーネットは全米屈指の精神科医を訪ね、ワイオミングからはるばるサンフランシスコへやってきた。そしてそこで、カーリー・ベイカーという救いの女神に出会う。ボランティアをしているという、笑顔が魅力的なその女性が、声も、感情さえも失った娘を、半年ぶりに笑わせてくれたのだ。今のはぼくの空耳だったのだろうか?だが、確かに娘の笑い声が聞こえた気がする!タイラーはわらにもすがる思いで、カーリーに頼みこんだ。「この子をもう一度笑えるようにしてやってくれないか。ぼくらには、きみが必要なんだ!」タイラーは彼女に、十万ドルもの報酬をつけて、ワイオミングの牧場に来て娘の面倒を見てほしいと申し出た。